恵美穂
作:?†???はむチィ???†
またケンカしてしまった…
ケンカするほど仲がいいとかよくいうけど…
結局、気が合わないだけ。
私は恵美…
今は、美穂とケンカしてしまった所。美穂はずっと前から大の親友だった。今までも、何度もケンカをしてきたけど、仲直りをしてきた。でも今回は仲直りが、できそうにない。だって…私が周りの友達に、美穂の悪口をいってしまったから。今までのケンカはちょっとの事で、いつも美穂から謝ってくれた。でも、今回は美穂は何も悪くない。だから、謝るのは私。
はぁ…恵美は家の布団にもぐった。
「ねぇねぇ、ぼくが悩みを解決してあげるょ♪」
布団をかきわけて、横を見ると羊の格好をした、お化けが座っていた。
「えッ!??いつの間に??どこから入ってきたの??」
「ぼくは、もぐリン。細かいことは気にしないで!!!」
「私は恵美。なんかさっき言ってなかった??」
「あぁ、そうそう。君、今悩み事抱えてるみたいだから、悩みを解決してあげるょ!!!」
「本当??でも…どうやって??」
「じゃぁ、この紙に悩み事を書いてね」
…
「はい。書いたょ」
モグモグ…
「え!??」
いきなり、もぐリンは悩みを書いた紙を食べてしまった。
「うん、じゃぁもう大丈夫!!!ばいばーい」
そういって、突然もぐリンは消えてしまった。恵美はしばらく呆然としていたが、体が勝手に動き出して、いつの間にか美穂の家の前に立っていた。そして、美穂が出てきた。
「恵美…どうしたの??」
…
「美穂ごめん!!!いろんな人に美穂の悪口言っちゃって…私、美穂がいろんな人と仲良くしてて、私だけ一人ぼっちになるのが怖くて…本当にごめんなさい!!!」
恵美は深く頭を下げて謝った。
「恵美…私こそ不安にさせてごめんね」
二人は次の日から、前みたいに仲良くなった。
学校では、
「お前らってさ〜仲良いよなぁ〜!!!しかも、恵美、美穂って漢字が一緒だから、しりとり見てぇ!!!」
「おぉ〜すげ〜恵美穂!!!(笑)」
私はその一言がすごく嬉しかった。
…これからは、ずーっと一緒にいようね!!!そう二人で誓いあい、笑いあった。
○●○●○●○●おしまい○●○●○●○●